かわいい動物文様・兎文様の意味

 

皆様、こんにちは。

 

 

突然ですが、動物文様はお好きですか?

 

犬派でしょうか?それとも猫派?

 

 

実は昔からある着物の文様としては、どちらもメジャーではありません。

 

 

古来からある動物文様としては、特に「兎」が日本人に愛されてきました。

 

 

そこで今回は、兎文様をご紹介します。

 

 

帯の柄などで人気の兎。

 

 

中国では、月で兎が不老長寿の薬を作っている
という伝説があり、長寿の象徴とされてきました。

 

 

日本でも古来から、縁結びの神の使い
として大切にされてきた動物です。

 

 

桃山時代以降に本格的に文様として使われるようになり

名物裂の「花兎金爛」や、

長い耳が特徴的な「波兎」として流行したそう。

 

 

可愛らしい姿で着物に限らず様々なものに描かれ
今でもとても人気のある柄。

 

 

兎柄があるだけで
一気にキュートになりますよね。

 

 

KIMONDOUの着物や帯にも隠れているかも。

 

 

ぜひチェックしてくださいね♪

 

 

 

 

 

可愛らしい春の文様!土筆文様

江戸小紋の柄【青海波】とは?

大輪の花・牡丹文様の意味とは?

 

 

 

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訪問、お出かけにはこれ!【風呂敷づかい】

 

皆様、こんにちは。

 

 

突然ですが、風呂敷はお持ちですか?

 

 

昔から生活に根付いてきた風呂敷。

 

 

最近また風呂敷がブームになりつつありますよね。

 

 

風呂敷専用の持ち手が売られていたり、

様々なアレンジがされていたりします。

 

 

今回は、この風呂敷の歴史などを少しご紹介します。

 

 

布存在する時代になってから、まず「包む」という文化が始まりました。

 

 

奈良時代ごろの風呂敷は「裹(つつみ)」の文字が使われ、

正倉院には衣装などを収納する包みが所蔵されているそう。

 

 

平安時代には「平包み」、

鎌倉時代には「裹物(つつみもの)」と呼ばれました。

 

 

そして安土桃山時代になると「風呂敷包み」の呼び名が生まれ

江戸時代には「風呂敷」と呼ばれるように。

 

 

 

「風呂敷」という名前は少し不思議ですよね。

 

 

これは室町時代、風呂に招かれた大名達が衣類を包んだり

江戸の銭湯も風呂敷包みを使用したことから

 

風呂の際に包む布を風呂敷とし、

時代が変わるにつれ風呂使いでない場合も

「風呂敷」と呼ぶようになったのだとか。

 

 

風呂敷は用途によって大きさも違い、

使い分ければとても便利。

 

 

また、訪問の際には手土産を風呂敷に包むことで

相手方への気遣いも見せられますよ。

 

 

ぜひ改めて風呂敷を見直してみてくださいね。

 

 

 

 

 

西陣織とはどんな織り?

【浴衣の帯結び】色々な種類をご紹介!着方動画あり

【帯の基本】袋帯とは?

 

 

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財を呼ぶ!?【幾何文様・毘沙門亀甲】

 

皆様、こんにちは。

 

 

今回は紋様のご紹介です。

 

 

毘沙門亀甲という文様があります。

 

 

亀甲文様は有名ですが、その中でも特徴のある毘沙門亀甲。

 

 

亀甲文様は、文字通り亀の甲羅のような見た目で

固い甲羅で身を守ってくれるという意味があります。

 

 

 

毘沙門亀甲は七福神の一人である毘沙門天の甲冑に使われている文様。

 

そのため毘沙門亀甲と呼ばれます。

 

 

毘沙門天は財宝や福をもたらすとされる神様で

 

毘沙門亀甲もこのような意味があるとして

着物や帯などの和柄として使われています。

 

 

 

名前は強そうでかっこいい感じですが、とても縁起の良い文様なんですね。

 

 

 

このほかにも、亀甲文様の種類は様々。

 

今後もご紹介していきますので、更新をお楽しみに♪

 

 

 

 

可愛らしい春の文様!土筆文様

江戸小紋の柄【青海波】とは?

大輪の花・牡丹文様の意味とは?

 

 

 

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【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?⑤

 

皆様、こんにちは。

 

 

着物の歴史、第5回です。

 

 

一緒に着物のルーツを学んでいきましょう♪

 

 

 

 

【江戸時代】

 

泰平の世が続いた江戸時代、

武士の服装はさほど変わりません。

 

 

裃をつけること、刀を差すことが武士の威厳とされました。

 

争いがなくなった時代で

裕福な町民は力をつけ、生活も派手になったことから

幕府が奢侈禁止令を出しますが、

 

これに対抗して「目立たないおしゃれ」の文化が生まれ

「粋」の美意識が根付いていきました。

女性は、小袖に疋田鹿の子絞り、というスタイルが好まれました。

 

 

また、友禅染めの技術も向上していきました。

 

この頃は着物の芸術性を高めた重要な時期だったんですね。

 

ちなみに、この時代は女性の着物に「おはしょり」の文化はありません。

 

 

男性と同じく、前合わせをして帯を締めるだけだったようです。

 

 

 

 

【近代】

 

ペリー来航により一気に近代化へと押し進んだ日本。

 

 

明治時代には洋装が流行り、着物と洋服が混在する不思議な雰囲気。

 

 

大正時代には依然として洋服も好まれる中、

女学生は着物に袴のスタイルが定着するなど

「大正モダン」が流行しました。

 

 

また、女性の着物の「おはしょり」が定着したのもこの頃です。

 

そして現代では洋服が完全に普段着となっていますが

着物も大切に、受け継がれてきました。

 

 

ハレの日しか着ない、という方も多いですが

それだけ特別で大切な文化であることを

日本人は理解しているように思いますよね。

 

 

着物のことを理解して、これからも大切に守っていきたいですね。

 

 

「着物の歴史」、少し長くなりましたが

いかがでしたか?

 

 

わざわざ覚えるのは大変かと思いますので、

またこのブログを見に来て復習してください♪

 

 

 

【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?①

【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?②

【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?③

【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?④

着物の歴史、ご存じですか?

 

 

 

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【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?④

 

皆様、こんにちは。

 

 

着物の歴史、第4回です。

 

 

一緒に着物のルーツを学んでいきましょう♪

 

 

 

 

【鎌倉・室町時代】

 

 

 

貴族が権力を失い、武士が実権を握ったこの時代。

 

 

動きやすいように、これまで庶民が身に着けていた

「直垂」を武士も着るように。

 

 

そして直垂は、礼装として使われるまでになります。

 

 

 

女性の服装も簡略化され、

庶民以外も小袖を普段着として着用するようになりました。

 

 

また、このころから今でも残る着物の染めの技術や

西陣織などの技術が発展していきます。

 

 

 

 

【安土桃山時代】

 

武家の礼装だった直垂などに代わり、「肩衣・袴」が礼装化します。

 

 

また、外交が発展した時代でもあるためキリスト教を信仰する武士も現れ、

ラッフルと呼ばれるひだ襟をつける着方も流行しました。

 

↑ ラッフルをつけた武士

 

 

 

女性は小袖の着流しが定着しました。

 

 

打掛を体に覆うようにかけて着たり、といった姿が見られるようになります。

 

 

またこの頃、「更衣(衣替え)」もはじまりました。

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

次回、ついに近代の着物文化までご紹介できそうです!

 

 

ぜひもう少し、お付き合いくださいね。

 

 

 

 

 

【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?①

【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?②

【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?③

着物の歴史、ご存じですか?

 

 

 

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【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?③

 

皆様、こんにちは。

 

 

着物の歴史、第3回です。

 

 

ここから徐々に今の着物の形態に近づいていきますので、

ぜひゆっくり読んでみてくださいね。

 

 

 

 

【平安時代】

 

束帯

 

 

唐衣裳

 

 

 

遣唐使の廃止により、これまでに渡来した大陸文化が

日本で独自の発展をし出した時期です。

 

 

まず貴族の礼装として、男性は「束帯」、女性は「唐衣裳」を着用しました。

 

 

束帯は、冠にゆったりした袍、袴を履きます。

 

 

唐衣裳は、いわゆる十二単です。

 

 

唐衣、裳、表着、打衣、袿、単、紅の袴 などを重ねて着て、

檜扇を持ちます。

 

 

 

 

直衣

 

 

袿袴

 

 

 

また、日常で着る衣装としては

男性は「直衣」、女性は「袿袴」を着用しました。

 

 

礼装のときよりも楽な衣装になり、

男性が狩りをするときの「狩衣」なども生まれました。

 

 

 

そして庶民は質素な服装で、

男性は直垂、女性は小袖にしびらのようなものをつけていました。

 

 

 

 

平安時代は、これ以前に比べてかなり衣装の形態が変わり

着物に近くなりましたよね。

 

 

ですがまだまだ平安時代・・・。

 

 

着物の歴史紹介は少し長くなりそうなので

気長にのんびりご覧くださいませ・・・!

 

 

 

次回をお楽しみに♪

 

 

 

 

 

【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?①

【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?②

着物の歴史、ご存じですか?

 

 

 

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【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?②

 

皆様、こんにちは。

 

 

着物の歴史、第2回です。

 

 

 

見慣れない漢字が出てきてなんとなく難しく感じるかもしれませんが・・・

 

興味のある方はぜひ読んでいただけると嬉しいです!

 

 

 

 

【飛鳥時代】

 

お札にも印刷された聖徳太子の時代ですね。

 

 

この頃は冠位十二階で定められた各階級によって服の色を変えていました。

 

 

 

冠をつけ、同じ色の袍(ほう)を着ます。

 

男性は袴、女性は裳を履いていました。

 

 

また、この時代も衿合わせは左前です。

 

 

 

 

 

【奈良時代】

 

飛鳥から奈良に都が変わり、平城京がつくられました。

 

 

この時代の服装は中国の影響を受けており、

唐の制度に倣って衣服令が制定されるなど

服飾史としても大きな変化があった時代。

 

 

礼服(儀礼服)・朝服(通常服)・制服(無位、庶人の通常服)

と細かく定められました。

 

↑ 男性の礼服イメージ

 

 

礼服は、ほぼ中国の形式と同じもの。

 

朝服はイラン風の形式。

 

 

大陸文化が融合して日本で採用されている感じですね。

 

 

これらはいずれも絹でできていたようです。

 

 

 

また、この時代は「天平の三纈」と呼ばれる染めの技法が流行しました。

 

 

 

そして、衣服令によりついに衿合わせが右前になりました。

 

 

 

 

 

今回は、ここまで。

 

 

昔の服装が以外にも細かく変化していたことが分かりましたよね。

 

 

服飾史は、歴史の教科書には載っていないため

あまり聞いたことがない言葉も多いかと思います。

 

 

ですが、着物の歴史を知ればきっと

もっと着物ライフを楽しめるはず・・・!

 

 

ぜひ、第3回を楽しみにお待ちください♪

 

 

 

 

 

【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?①

着物の歴史、ご存じですか?

【帯の基本】袋帯とは?

 

 

 

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【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?①

 

皆様、こんにちは。

 

 

以前、「着物の歴史」を簡単にご紹介しました。

 

 

今回は、もう少し詳しく、原始の時代から遡って

着物の歴史についてご紹介します。

 

 

着物の起源を学べば、現在までの日本人の生活や思想が見えてくる・・・

かもしれませんね。

 

 

 

 

【縄文時代】

 

この時代は、まだ織物の技術がありません。

 

出土品から見ると、何かを纏っていたことは確かで

おそらく「編む」方法はあったようです。

 

 

 

 

【弥生時代】

 

 

弥生時代になると、中国大陸から織物の技術が渡来します。

 

 

原始的な機織りの技術を使って植物の繊維を織ったり、

麻布をつくったりするようになりました。

 

 

かの有名な「魏志倭人伝」によると、

男性は横長の布をつなげて結んだだけの「横幅衣」を着ており、

女性は中央に穴をあけて被って着る「貫頭衣」を着用していたとのこと。

 

 

この衣服が日本の着物の祖とされており、

横幅衣は下着、貫頭衣は着物として発展していきます。

 

 

 

 

【古墳時代】

 

この時代は、大和政権など身分制度が始まった頃。

 

 

男性は上下二部式の衣と太いスラックスのような褌(はかま)を着て、

女性は上下二部式の衣にスカートのような裳(も)を着ました。

 

 

素材は麻が中心で、まれに絹織物もつくられるようになっていたそう。

 

 

これらは北方アジアに影響を受けたもので、

着物と違い衿合わせは左前。

 

 

現在の着物とはかなり違う見た目ですね。

 

 

 

 

ここまで、古墳時代までの日本人の装いをご紹介しました。

 

 

なんだか着物とはかけ離れた様子で、本当に着物の起源なの?

と不思議に思ってしまいますよね。

 

 

 

次回はこの後の時代から少しずつご紹介しますのでお楽しみに♪

 

 

関連記事もぜひご覧くださいませ!

 

 

 

 

 

着物の歴史、ご存じですか?

【帯の基本】名古屋帯ってなに?袋帯との違いは?

【帯の基本】袋帯とは?

 

 

 

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【和の楽しみ】能ってどんなもの?

 

皆様、こんにちは。

 

 

今回も「和の楽しみ」をご紹介します。

今回は「能」。

 

 

狂言と何が違うの?そもそも能ってなに?

と思う方は少なくないでしょう。

 

 

今回は、ほかの芸との違いなども交えてご紹介します。

 

 

能とは、日本の代表的な古典芸能で、起源は狂言と同じものでした。

 

 

上演される舞台も狂言と同じです。

 

 

中世のコメディーを演じる狂言に対し、能はどちらかと言えば

悲しみ、怒り、恋などを描いたものが多く、

美しい衣装をまとって演じる「歌舞劇」と言われます。

 

 

起源が同じだけあって、能と狂言はよく似ていますが

大まかにいえば物語のジャンルが違うと言えますね。

 

 

「源氏物語」を演じたり、「平家物語」のような歴史ものもあり

様々な登場人物がいるのも魅力。

 

 

様々な映画を観ているような感じもありますよ。

 

 

狂言と合わせて、ぜひ観に行ってみてくださいね。

 

 

 

 

また、能楽堂に着物で観劇しに行く場合は、狂言と同じく

小紋や紬などカジュアル寄りの装いで良いでしょう。

 

 

派手過ぎず会場に合うコーディネートを意識すると良いですよ♪

 

 

 

 

 

【和の楽しみ】狂言ってどんなもの?

【和の楽しみ】落語ってどんなもの?

【帯の基本】袋帯とは?

 

 

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【和の楽しみ】落語ってどんなもの?

 

皆様、こんにちは。

 

 

着物で行きたい娯楽といえば、何がありますか?

 

もし、気軽に着物で参加したいのであれば

落語がおすすめです。

 

 

今回は、落語とはどんなものか改めてご紹介します。

 

 

落語は、「高座」と呼ばれる舞台で

噺家がお話を語って聞かせる芸です。

 

 

演目は面白おかしい、笑ってしまうような話が中心。

 

 

最後に「落ち」があるために「落語」というそうです。

 

 

現在のお笑いの原点とも言えますね。

 

 

ただ、中には人情噺などもあります。

 

 

 

落語は江戸時代から明治時代にかけて、現在の形になっていきました。

 

 

そのため、演目は江戸時代の庶民の様子を描いたものになっています。

 

 

噺家によって語られる江戸の様子はとてもリアルで面白く、

なんだかタイムスリップしたような楽しさがありますよ。

 

 

落語は、歌舞伎などと違い衣装や音楽、道具も少ない芸です。

 

そのため噺家の話術と身振り手振りで話が進んでいきます。

 

 

小物は使いますが扇子と手ぬぐいのみが基本です。

 

 

扇子は扇ぐだけでなく、たばこを吸う、筆、箸、刀、手紙など

様々なものに見立てて使います。

 

 

食べ物を食べるシーンは特にリアルできっと感嘆するでしょう。

 

 

また手ぬぐいは財布、本、物を書くときの紙、巾着などに見立てて使います。

 

 

たった2つの小道具だけで芸を行うなんて、

噺家の表現力は素晴らしいものですよね。

 

 

 

落語は元々庶民の娯楽でした。

 

 

そのため落語を聞きに行く際は着物も気軽なものが良いでしょう。

 

紬や小紋がおすすめです。

 

 

しゃれ感をだして行くのが素敵ですよ。

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

 

着物を着る機会を、落語でつくっても良いですよね。

 

 

気軽に行けて着物を着るハードルも少し下がるかもしれません。

 

 

ぜひ、機会を作って着物で落語に行ってみてくださいね♪

 

 

【和の楽しみ】狂言ってどんなもの?

和のおもてなし!季節の花と和菓子

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