【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?⑤

 

皆様、こんにちは。

 

 

着物の歴史、第5回です。

 

 

一緒に着物のルーツを学んでいきましょう♪

 

 

 

 

【江戸時代】

 

泰平の世が続いた江戸時代、

武士の服装はさほど変わりません。

 

 

裃をつけること、刀を差すことが武士の威厳とされました。

 

争いがなくなった時代で

裕福な町民は力をつけ、生活も派手になったことから

幕府が奢侈禁止令を出しますが、

 

これに対抗して「目立たないおしゃれ」の文化が生まれ

「粋」の美意識が根付いていきました。

女性は、小袖に疋田鹿の子絞り、というスタイルが好まれました。

 

 

また、友禅染めの技術も向上していきました。

 

この頃は着物の芸術性を高めた重要な時期だったんですね。

 

ちなみに、この時代は女性の着物に「おはしょり」の文化はありません。

 

 

男性と同じく、前合わせをして帯を締めるだけだったようです。

 

 

 

 

【近代】

 

ペリー来航により一気に近代化へと押し進んだ日本。

 

 

明治時代には洋装が流行り、着物と洋服が混在する不思議な雰囲気。

 

 

大正時代には依然として洋服も好まれる中、

女学生は着物に袴のスタイルが定着するなど

「大正モダン」が流行しました。

 

 

また、女性の着物の「おはしょり」が定着したのもこの頃です。

 

そして現代では洋服が完全に普段着となっていますが

着物も大切に、受け継がれてきました。

 

 

ハレの日しか着ない、という方も多いですが

それだけ特別で大切な文化であることを

日本人は理解しているように思いますよね。

 

 

着物のことを理解して、これからも大切に守っていきたいですね。

 

 

「着物の歴史」、少し長くなりましたが

いかがでしたか?

 

 

わざわざ覚えるのは大変かと思いますので、

またこのブログを見に来て復習してください♪

 

 

 

【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?①

【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?②

【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?③

【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?④

着物の歴史、ご存じですか?

 

 

 

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