皆様、こんにちは。
着物の歴史、第3回です。
ここから徐々に今の着物の形態に近づいていきますので、
ぜひゆっくり読んでみてくださいね。
【平安時代】
束帯
唐衣裳
遣唐使の廃止により、これまでに渡来した大陸文化が
日本で独自の発展をし出した時期です。
まず貴族の礼装として、男性は「束帯」、女性は「唐衣裳」を着用しました。
束帯は、冠にゆったりした袍、袴を履きます。
唐衣裳は、いわゆる十二単です。
唐衣、裳、表着、打衣、袿、単、紅の袴 などを重ねて着て、
檜扇を持ちます。
直衣
袿袴
また、日常で着る衣装としては
男性は「直衣」、女性は「袿袴」を着用しました。
礼装のときよりも楽な衣装になり、
男性が狩りをするときの「狩衣」なども生まれました。
そして庶民は質素な服装で、
男性は直垂、女性は小袖にしびらのようなものをつけていました。
平安時代は、これ以前に比べてかなり衣装の形態が変わり
着物に近くなりましたよね。
ですがまだまだ平安時代・・・。
着物の歴史紹介は少し長くなりそうなので
気長にのんびりご覧くださいませ・・・!
次回をお楽しみに♪
【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?①
【着物の歴史】日本人はなぜ着物を纏うようになった?②
着物の歴史、ご存じですか?
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