【西陣織】もじり織りとは?

 

皆様こんにちは。

 

 

今回も、西陣織のひとつの技法をご紹介します。

 

 

 

 

「もじり織り」をご存じでしょうか。

 

 

「からみ織り」とも言い、

通常の織り方と違って、経糸がほかの経糸と絡み合う構造になった織物です。

 

 

そのため、表面に透け感が出て涼し気な印象になります。

 

 

 

羅・紗・絽などがこの織り方で織られることが多いので

 

「もじり織り」という名前をご存じなくても、

実はお手元にある可能性も。

 

 

 

夏に着る薄物はもじり織り、ということですね。

 

 

 

もじり織りにもさまざまな種類があり、

それによって着物や帯の生地感はかなり変わります。

 

 

 

色柄も様々ありますので、

もじり織りの着物や帯で盛夏のお洒落を楽しんでくださいね。

 

 

 

 

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【西陣織】風通織ってなに?

 

 

 

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きもの歳時記【九月】

 

皆様こんにちは。

 

 

九月に入り、ようやく暑さも和らいでくる季節になりましたね。

 

 

夏はほんとうに短いものです。

 

 

 

さて、今回は九月の歳時記とおすすめの着物のコーディネートをご紹介します。

 

 

 

 

九月は、和名で言うと「長月(ながつき)」。

 

 

夏の間短かった夜が、日増しに長くなることから

「夜長月」→「長月」 となったと言われます。

 

 

またほかにも、「玄月」、「菊月」など様々な呼び名があるようです。

 

 

 

九月の後半には秋の代名詞とも言える「十五夜」が。

 

 

鈴虫の声を聴きながらお月見するのも、日本の素敵な文化のひとつですよね。

 

 

 

 

九月の着物は、単衣が一般的。

 

 

夏の名残がある九月では、裏地のない単衣がぴったりなのです。

 

 

初夏ごろの単衣と違い、少し濃い地のものを着用すると

秋らしさが出て素敵ですね。

 

 

 

また、秋ならではの植物文様を取り入れて季節感を出すと

こなれた感じでお洒落です。

 

 

おすすめは 芙蓉、コスモス、女郎花、萩、すすき など。

 

 

 

 

ぜひ帯や小物に取り入れてみてくださいね!

 

 

 

これから着物が着やすくなる季節。

 

 

ぜひ着物ライフをお楽しみください✨

 

 

 

 

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きもの歳時記【七月】

きもの歳時記【八月】

 

 

 

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「染め」と「織り」の違いってなに?【織りの帯】

 

皆様、こんにちは。

 

 

以前、染めと織りの着物についてご紹介しました。

 

 

今回は帯の織りについてお話したいと思います。

 

着物の記事と合わせて読んでみてくださいね。

 

 

↑唐織の帯と着物(https://kimondou.jp/products/detail/6)

 

 

織りの帯は色糸を使い文様を織り方で表現したものです。

 

 

「錦織」や「唐織」は聞いたことがあるかもしれませんね。

フォーマル向きの格調高い帯になります。

 

 

錦織は金糸・銀糸を織り交ぜて作られる帯のこと。

唐織は刺繍のような立体感のある織り方が特徴です。

 

 

どちらも古典柄が多く、吉祥文様などで彩られ

礼装向きの柄となります。

 

(https://kimondou.jp/products/detail/6)

 

 

ほかにも、博多織、綴織、紬地の帯などがあります。

 

 

博多織や紬の帯はカジュアルな装いに、

綴織は金糸・銀糸が施されていればフォーマル、

それ以外はカジュアルにも使えます。

 

 

 

 

織りの帯には多様な種類がありますよね。

 

シーンや着物によって雰囲気をガラッと変えてくれるアイテムです。

 

織りの帯でますます着物ライフを楽しんでくださいね♪

 

 

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「染め」と「織り」の違いってなに?【織りの着物】

 

 

 

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「染め」と「織り」の違いってなに?【染めの帯】

 

皆様、こんにちは。

 

 

前回、織りの帯についてご紹介しましたが

帯にも染めのものが存在します。

 

 

織りとは違った魅力がありますので

ぜひ前の記事と合わせてご覧くださいね。

 

 

 

白生地に柄模様を染めたものを染め帯といい、

基本的にカジュアルな装いに向きます。

 

 

織りでは表現できない

ぼかしや優しい印象の雰囲気を出すことができます。

 

 

「織りの着物に染めの帯」というほど

織りの着物とも相性のいい帯です。

 

 

 

素材は塩瀬や縮緬、綸子、絽、紗など様々。

 

季節によっても使い分けられます。

 

 

染めの種類としては

手描き、型染め、絞り染め、更紗染め、ろうけつ染めなどがあります。

 

 

どれも染めですが、個性があり全く雰囲気が違います。

好みのものを見つけるのも楽しいですよ。

 

 

また、金彩や金糸・銀糸、刺繍もともに描かれているものは

訪問着などの準礼装にも向きます。

 

 

 

織りよりも表現の幅が広がるのが染め帯の魅力。

シーンや好みに応じて選んでくださいね。

 

 

織りとは全く違う魅力を持った染めの帯。

 

織りと染め、あなたはどちらが好きですか?

ご自分の好みをぜひ探してみてくださいね♪

 

 

 

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【西陣織】風通織ってなに?

 

 

皆様こんにちは。

 

 

以前、西陣織には様々な種類があることをご紹介しました。

 

 

今回は、その中のひとつ「風通織」についてお話します。

 

 

 

 

 

風通とは、「二重織」ともいい、二重組織の織物。

 

 

組織と組織の間に空間ができることから

「風が通る」として「風通」と名付けられました。

 

 

 

織物の裏表でそれぞれ一色ずつ織り組織をつくっており、

裏表の二重組織となります。

 

 

 

古くは正倉院の名物裂に見られ、

江戸時代中期には生産されていたようです。

 

 

明治中期には風通御召などが流行し、

西陣だけではなく十日町、足利などでも生産されるようになりました。

 

 

 

風通織の特徴は、柔らかく軽いこと。

 

 

風通の帯の場合、とても軽やかに締められますよ。

 

 

 

色、柄ともに様々なバリエーションが生産されていますので

好みの帯を探してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

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【帯といえばこれ】西陣織の歴史とは?

【西陣織】美術織物の最高峰・綴織とは?

 

 

 

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「染め」と「織り」の違いってなに?【織りの着物】

皆様、こんにちは。

 

「染め」の着物に引き続き、

今回は「織り」の着物についてご紹介します。

 

 

こちらもぜひ覚えてくださいね。

 

(https://kimondou.jp/products/detail/54)

 

 

「織り」の着物は染めと違い、

糸そのものを染めてから生地を織ります。

 

 

また先に染めた糸で織ることによって

柄を出していくのが「織り」です。

 

 

糸の状態の時点で染めていることから

「先染め」ともいいます。

 

 

織りの着物は主に

紬のことを指し、紬糸で織られます。

 

 

紬糸は生糸よりも太く

織りあがると地厚になるのも特徴。

 

基本的にカジュアルな街着の素材として使われます。

 

 

織りの着物としては

大島紬、結城紬、絣などが有名。

 

染めの着物に比べてカジュアルで

色もシンプルなものが多い織りの着物。

 

しかしその生地感や着やすさからファンが多い着物です。

 

 

織りにも様々な種類がありますので、

ぜひご自分に合ったものを探して見つけてくださいね。

 

 

 

 

 

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【西陣織】美術織物の最高峰・綴織とは?

 

 

皆様こんにちは。

 

 

前回、西陣織についてご紹介しました。

 

 

この西陣織のひとつとして有名なのが「綴織」。

 

 

今回はこの綴織についてご紹介します。

 

 

 

 

【綴織とは?】

 

正式名称は「西陣爪掻本綴織」といい、

略して「綴織(つづれおり)」と言われています。

 

 

西陣織の中で最も古いとされているのが綴織。

 

 

古くは飛鳥時代に中国から伝わったようです。

 

 

https://kimondou.jp/products/detail/288

 

 

 

西陣爪掻本綴織とは、経糸を杼(機織りをする際に使うシャトル)ですくい、

のこぎりの様に鋭く研いだ爪先で緯糸を掻いて櫛で織ってつくる織物です。

 

 

疑似的な爪を用意して使うのではなく、実際に職人自身の爪を研いで織る

とあって、その手間と苦労が感じられますよね。

 

 

また、綴織には図案が無くその柄は職人により違うため、

完全に一点ものの作品となります。

 

 

 

この技術と希少性から、綴織は

「日本の美術織物の最高峰」とまで言われる織物。

 

 

 

その生地感は

はじめは固く感じる生地ですが使うにつれてしなやかに使いやすくなります。

 

 

重さのある生地ですが丈夫さは折り紙つき。

 

 

着崩れの心配もない、実用性も兼ね備えた帯です。

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

 

手間と時間をかけてつくられる伝統的な織物・綴織。

 

 

着物好きなら一度は身に着けてみたい帯ですよね。

 

 

KIMONDOUでは綴織の帯もご用意しておりますので

ぜひ商品ページよりご覧くださいませ。

 

 

 

 

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【帯といえばこれ】西陣織の歴史とは?

西陣織とはどんな織り?

 

 

 

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西陣織とはどんな織り?

 

 

皆様、こんにちは。

 

 

前回、「西陣織の歴史」について簡単にご紹介しました。

 

 

今回もき続き西陣織についてお話していきます。

 

 

 

【西陣織とは?】

 

西陣織とは、京都・西陣を中心にで生産される先染めの織物。

 

 

西陣とは、京都の北西部・上京区や北区のエリアで

平安時代から現在まで、誰もが知っている絹織物の産地として名をはせました。

 

 

 

 

【西陣織の特徴は?】

 

西陣織は、多彩な色糸を使い色鮮やかに織られるのが特徴です。

 

 

一本の帯に50色以上も使うことがあるそう。

 

 

また、その柄の細やかさにも定評があり、織りとは思えない細密な文様に

日本人のみならず世界の人々も心を奪われています。

 

 

 

 

【西陣織の種類】

 

西陣織は少量生産でありながら多品種。

 

 

新しい方法も取り入れながら、さまざまな手法で織りが生産されています。

 

 

現在、主に12種もの織りが西陣織として生産されており

「西陣織に織れないものはない」と言わしめるほど。

 

 

 

この種類としては、

 

綴・経錦・緯錦・朱珍・緞子・紹巴・風通・

もじり織・本しぼ織・絣織・ビロード・紬

 

の12種類。

 

 

それぞれ違った特徴があり、

帯好きな方はご存じかもしれませんね。

 

 

 

いかがでしたか?

 

 

西陣織、といってもさまざまな織りがあり、とても興味深いですよね。

 

 

織り方それぞれの特徴も随時ご紹介していきたいと思いますので

ぜひ更新をお楽しみに!

 

 

 

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【帯といえばこれ】西陣織の歴史とは?

古代の技術!天平の三纈とは?

 

 

 

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【帯といえばこれ】西陣織の歴史とは?

 

皆様こんにちは。

 

 

織りの帯といえば、思い浮かぶのは何でしょうか?

 

 

おそらく、「西陣織」ではないでしょうか。

 

 

よく聞く西陣織という名前ですが、どのような織物かご存じですか?

 

 

意外と、西陣織のことをご存じの方は少ないかもしれませんね。

 

 

今回は、「西陣織」の歴史をご紹介します。

 

 

 

 

【西陣織の歴史とは】

 

 

西陣織の由来は古く、古墳時代。

 

 

大陸からやってきた秦氏が、

今の京都周辺で養蚕や絹織物の技術を伝えたのが始まりとされています。

 

 

平安時代になると、朝廷で絹織物の生産が推進され、

高級な織物がつくられました。

 

 

やがて室町時代には工人たちがそれぞれ織物の仕事を営むようになり、

朝廷や公家・武家などに品物を納めていたそうです。

 

 

このように順調に織物産業を発展させていた京都ですが、

室町時代中期にかの有名な応仁の乱が起こったことにより

多くの職人たちが戦火を逃れるために離散してしまいます。

 

 

 

 

それでもその後、京都に戻った職人たちによって

西陣織はつくり継がれていったのです。

 

 

戦にも負けない職人魂を感じますよね。

 

 

ちなみに、西陣織の「西陣」とは、応仁の乱が終わり、

散り散りになっていた織物職人たちが京都に戻った際に

 

戦で西軍の陣地が置かれていた場所を中心として

織物づくりを始めたことからこの名が付いたとされています。

 

 

意外な名前の由来かもしれませんね。

 

 

西陣織の歴史はとても古く、ロマンがありますよね。

 

 

次回も西陣織について書いていきますのでぜひご覧くださいね。

 

 

 

 

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江戸時代の技「有松・鳴海絞り」

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「染め」と「織り」の違いってなに?【染めの着物】

皆様、こんにちは。

 

「染め」と「織り」って聞いたことがありますか?

違いが分かると、着物選びの幅も広がります。

 

 

今回は「染め」の着物について簡単にご紹介しますので

ぜひ覚えていってくださいね。

 

 

染めとは、糸を織って作った生地を色で染め、

そこに柄をつけたもののことをいいます。

 

 

生地を織った後に染めているので

「後染め」ともいいます。

 

 

また細い糸で柔らかく織った生地を使うため

「やわらかもの」ともいいます。

 

 

フォーマルの着物は染めの着物が主流になります。

基本的には織りよりも染めの着物のほうが

正式な場にふさわしいとされているためです。

 

 

染めの代表としては

友禅、紅型、江戸小紋など。

 

 

この技法もそれぞれ多様な種類に分かれます。

 

(https://kimondou.jp/products/detail/11)

 

 

染めの着物は絵画的な表現が可能で

多彩な色使い、繊細な線で描くことができるため

華やかな雰囲気や上品なものなど様々。

 

 

たくさんの種類があり、

選ぶのが楽しいのも染めの着物の特徴。

 

ぜひ当日のシーンにぴったりの着物を

楽しく見つけてくださいね。

 

 

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