皆様こんにちは。
前回、西陣織についてご紹介しました。
この西陣織のひとつとして有名なのが「綴織」。
今回はこの綴織についてご紹介します。
【綴織とは?】
正式名称は「西陣爪掻本綴織」といい、
略して「綴織(つづれおり)」と言われています。
西陣織の中で最も古いとされているのが綴織。
古くは飛鳥時代に中国から伝わったようです。
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西陣爪掻本綴織とは、経糸を杼(機織りをする際に使うシャトル)ですくい、
のこぎりの様に鋭く研いだ爪先で緯糸を掻いて櫛で織ってつくる織物です。
疑似的な爪を用意して使うのではなく、実際に職人自身の爪を研いで織る
とあって、その手間と苦労が感じられますよね。
また、綴織には図案が無くその柄は職人により違うため、
完全に一点ものの作品となります。
この技術と希少性から、綴織は
「日本の美術織物の最高峰」とまで言われる織物。
その生地感は
はじめは固く感じる生地ですが使うにつれてしなやかに使いやすくなります。
重さのある生地ですが丈夫さは折り紙つき。
着崩れの心配もない、実用性も兼ね備えた帯です。
いかがでしたか?
手間と時間をかけてつくられる伝統的な織物・綴織。
着物好きなら一度は身に着けてみたい帯ですよね。
KIMONDOUでは綴織の帯もご用意しておりますので
ぜひ商品ページよりご覧くださいませ。
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