着物と言えばこれ!華やかな「京友禅」とは?

皆様、こんにちは。

 

 

染めの着物といえば、思いつくのは何でしょうか?

 

 

加賀友禅、江戸小紋、紅型・・・

 

様々な種類がありますよね。

 

 

 

その中でも代表的なのが「京友禅」。

 

 

今回は、ほかの友禅との違いなどとともにご紹介します。

 

(https://kimondou.jp/products/detail/87)

 

 

 

京友禅は、京都で染められている友禅染めのこと。

 

 

優美で華やかな色使いが特徴です。

 

 

模様は、御所車、御簾、檜扇や四季の花などの御所解文様が多くなっています。

 

 

 

また、その華やかな染めだけでなく

刺繍金・銀の箔を用いることも特徴で、

 

さらに絞りを併用することもあります。

 

 

とにかく豪華絢爛ですよね。

 

 

 

また、制作の工程にも特徴があり

 

意匠、下絵、糊置き、色挿し・・・などといったすべての工程が

分業制によって行われています。

 

 

そのため、京都にはそれぞれの工程の職人が存在するのです。

 

 

その専門職の数はおよそ20種

 

 

一枚の京友禅を完成させるためにこれだけの技術が集結していると考えると、

本当に凄いことですよね。

 

(https://kimondou.jp/products/detail/12)

 

 

 

しかし、段々と職人は高齢化したり減っているのは事実です。

 

 

工程がひとつでも欠けると作品が完成しないため、

京友禅を受け継いでいくのは大変になってしまいます。

 

 

これからもすべての職人さんと京友禅を大切に、

着物を沢山着ることで技術の発展と保存に貢献していきたいですね。

 

 

 

 

 

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これ何の柄?「花籠」紋

皆様、こんにちは。

 

「花籠紋」を聞いたことがありますか?

 

着物の文様で、たくさんの草木の柄に混ざって

描かれていることがあります。

 

この花籠、どんな由来があるのでしょうか?

ご紹介していきます。

 

 

花籠は竹で編んだ籠に花を入れたり

盛っている様子を描いた文様。

 

 

もとは中国から伝わった紋です。

 

花籠は中国の仙人のひとり・韓湘子の持ち物で

美しい花籠を持った韓湘子がある日

笙の音とともに鶴に乗って飛んで行った、という伝説があるそう。

 

これにちなみ、花籠は美しい仙女の象徴とされてきました。

 

 

花籠に入っている花は

春の花が多いですが、

秋草が描かれることもあります。

 

(https://kimondou.jp/products/detail/22)

 

 

籠にお花が入っているだけ・・・

という文様に思いがちですが、

きちんと由来があるんですね。

 

 

意味や由来を知れば

もっと着物を着るのが楽しくなりそうです♪

 

 

あなたの着物の文様の意味も、

ぜひ考えてみてくださいね。

 

 

 

 

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着物の伝統行事【成人式】の歴史

皆様、こんにちは。

 

日本人が大切にしている通過儀礼、成人式。

普段あまり着物を着なくても、この時だけは着た!

という方も多いのではないでしょうか。

 

 

ではなぜこんなに成人式が

重要な伝統行事となっているのでしょうか。

 

今回はその歴史を少しご紹介します。

 

 

古くは奈良時代から、男女とも今の成人式にあたる

儀式を行ってきたことが分かっています。

 

 

男子は12~16歳で「元服」を行いました。

服装と髪型を大人と同じものに変える儀式です。

 

また、幼名を改名して新しい名前にすることもありました。

女子は12~16歳で「裳着」を行いました。

 

 

「裳」は腰から下に着る衣装のこと。

結婚が決まった時、決まりそうな時に執り行います。

 

垂らしていた髪を結う「髪上げ」も行い、

大人と同じ服装となります。

 

 

また、諸民の間でも成人式は行われていて

内容は地域によって違うようです。

 

 

昔から「成人する」ことにかなりの重きを

置いていたことが分かりますね。

 

 

現在のように20歳で成人式を行うようになったのは戦後。

埼玉県蕨市が開催した「青年祭」が始まりといわれています。

 

 

その後正式に「成人の日」が制定されたのは1949年。

 

今では当たり前になっていますが、

市町村での「成人式」の定着までには

かなり時間がかかっていたんですね。

 

 

 

毎年、成人式に関しての問題が取り上げられていますが

先人たちが大切にしてきた通過儀礼は

今後もきちんと残していきたいですよね。

 

 

このような歴史を知って成人式に臨むのも

大切なことなのかもしれません。

 

 

 

一生に一度の成人式。

ぜひ素敵なお着物で

晴れやかな日をお過ごしください♪

 

 

 

 

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最高級!魅惑の「汕頭刺繍」とは?

皆様、こんにちは。

 

 

着物や帯に施されることもある、刺繍。

 

 

刺繡のなかでも、「汕頭刺繡」をご存じでしょうか。

 

 

今回は、汕頭刺繡についてご紹介します。

 

(https://kimondou.jp/products/detail/76)

 

 

 

汕頭刺繡とは、中国広東省東部の「汕頭」という場所で

今も受け継がれる刺繍の技法。

 

 

汕頭(スワトウ)と読みます。

 

 

細密で美しいデザインが特徴で、世界中で愛されています。

 

 

汕頭刺繡は、汕頭で発祥した中国三大刺繍のひとつで

1858年の天津条約をきっかけとして

ヨーロッパから刺繡の技術が伝えられたことが起源とされています。

 

 

そこから、汕頭で独自の発展を遂げたことで汕頭刺繡が生まれました。

 

 

オープンワークという切り抜き技法で透かしを表現する

とても手の込んだ刺繡で、高度な技術を要する工芸品です。

 

 

その細密さから、「絹の彫刻」とも呼ばれます。

 

 

 

生地を直接ハサミで切り糸を引き抜いていくため、失敗はできません。

 

 

職人の集中力が試される技法なんだそう。

 

 

 

 

ヨーロッパの貴婦人に人気となり、今では世界中で高評価の汕頭刺繡。

 

 

一度見たら、虜になってしまうこと間違いなしです。

 

いつかは身に着けてみたいですよね・・・!

 

 

 

KIMONDOUには、汕頭刺繡をあしらった商品もご用意しております。

 

 

ぜひチェックしてくださいね♪

 

 

 

 

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夏にぴったり?爽やかな自然文様【流水紋】

皆様、こんにちは。

 

 

今回は、文様のご紹介です。

 

 

 

特に帯によくみられる文様、「流水文様」。

 

 

きっとご覧になったことがあるかと思います。

 

 

爽やかで涼し気ですよね。

 

 

着物や帯には、空間を埋める文様としてよく使われていますが

流水(水)を文様にする意味もきちんとあります。

 

 

水は、人間にとってなくてはならないもの。

 

 

「命の水」とも言いますよね。

 

 

水には苦難や災難を流す、物事を清める

といった意味があります。

 

 

 

おめでたい着物に描かれることが多いのも納得ですね。

 

(https://kimondou.jp/products/detail/38)

 

 

流水文様は、ほかの吉祥文様などと一緒に描かれることも多いため

あまり注目されないですが、

 

さりげない文様にも由来や意味があるので

ぜひ色々な着物をチェックしてみてくださいね!

 

 

 

今後も様々な文様について発信していきますので楽しみにお待ちください♪

 

 

 

 

 

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きもの歳時記【七月】

皆様、こんにちは。

 

 

七月に入り、いよいよ夏が始まる予感がしますね。

 

 

七月からは、着物もいよいよ薄物。

 

 

新鮮な気持ちで着物を着られそうですね♪

 

 

今回は、七月の歳時記とコーディネートをご紹介します。

 

 

七月は、和名では「文月(ふみづき)」。

 

 

七夕の行事にちなんだ「文披月(ふみひらづき)」が転じて

文月となったと言われます。

 

 

 

また、稲穂が見える時期であることから

「穂見月」が転じたものという説もあります。

 

 

ちなみに、七夕はもともと

短冊に歌や文字を書いて書道の上達を祈る行事だったそうですよ。

 

 

七月は七夕のほかに、

祇園祭など各地でお祭りが開催される季節。

 

 

夏土用もありますね。

 

 

 

 

この時期からの着物のコーディネートは、薄物。

 

夏ならではの涼しげな色を選ぶと見た目にも爽やかです。

(https://kimondou.jp/products/detail/329)

 

 

また、あえて濃い地の着物を選ぶと こなれた感じに。

 

帯の柄は夏の花など季節感のあるものもおすすめです。

 

 

紫陽花、桔梗、ひまわり、朝顔など

夏の植物はたくさんありますので

期間限定のおしゃれをぜひ楽しんでくださいね!

 

 

暑さを感じさせないコーディネートで

周囲の方まで爽やかな気持ちになってもらいましょう♪

 

 

 

 

 

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🆕お役立ち機能を追加しました!

皆様、こんにちは。

 

 

いつもKIMONDOUをご覧くださりありがとうございます。

 

 

 

今回、KIMONDOUホームページにて

各カテゴリーページにお役立ち情報を掲載しました!

 

 

訪問着・振袖・七五三などの商品ページの

訪問着とは?」「振袖とは?」・・・

という項目をクリック!

 

 

すると、対象の着物のTPOをご説明したページが開きます。

 

 

 

訪問着って何だろう?いつ着るの?など、

分からないことがあるときはぜひご覧くださいませ♪

 

 

 

 

【例】レディースの「訪問着」をクリック!

 

 

 

 

【例】訪問着ページの「訪問着とは?」をクリック!

 

 

 

 

 

【例】訪問着の説明がご覧いただけます!

 

 

 

 

 

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着物でおでかけ!雨の日の心得は?

皆様、こんにちは。

 

 

ジメジメとした気候が続きますね。

長い梅雨、着物を着る際も少し気を使いますよね。

 

 

そこで今回は雨の日の着物の注意点をご紹介します。

 

 

【雨コートの着方・脱ぎ方】

 

雨コートは通常のコートよりも丈が長いため、

着脱の際は裾が地面につかないように気を付けます。

 

 

外で脱ぐ場合は、なるべく地面の乾いたところで行います。

 

 

畳むときは、濡れている裾の部分を内側にし、

訪問先の玄関の式台の隅に置きます。

 

濡れているので室内には持ち込まないのが良いですよ。

 

 

 

 

【傘の差し方】

 

傘をさしているとき、道で人とすれ違う際は傘をかしげましょう。

 

 

肩を引いて体を斜めにし、傘をかしげることで

すれ違う人とぶつからないようにします。

 

 

これは江戸時代にできた作法。

 

 

今ではあまり気にしていない人が多いですが、

お互いのためにわきまえておきたいですよね。

 

 

畳んだ傘はまっすぐ下に向けて持ちましょう。

 

腕に掛けると人に先端が向けられることがありますし

水が飛んで服を濡らすので避けましょう。

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

雨の日はイライラしたり、せっかちになったりすると思いますが

マナーを心得て少しでも快適に過ごしたいですよね。

 

 

雨の日の着物の時は、ぜひご参考にしてくださいね。

 

 

 

 

 

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浴衣の素材にはどんなものがある?

 

皆様、こんにちは。

 

 

 

梅雨でジメジメとした気候が続いていますね。

 

 

でも梅雨が終われば暑い夏が待っています。

 

 

浴衣でのお出かけも楽しくなるのではないでしょうか。

 

 

 

そこで、今回は浴衣の素材とその特徴をご紹介します!

 

今年の浴衣選びのご参考にしてくださいね。

 

 

 

 

【木綿】

 

 

浴衣の素材で最も馴染みのある素材。

 

コットンとも言いますね。

 

 

浴衣のほとんどは木綿でできています。

 

 

肌ざわりは優しく、さらっと着心地が良いのが特徴です。

 

 

吸水性・通気性ともに良く、ジメジメとした日本の夏にぴったり。

 

 

洗濯機でもお手入れできる手軽さも魅力です。

 

 

 

 

【綿麻】

 

 

綿と同じく人気の綿麻。

 

 

木綿と麻の混合の素材です。

 

 

綿麻は木綿に比べて軽く、張りがあります。

 

 

また、ざっくりして通気性が良く、乾きやすいのも特徴。

 

ただし麻はシワが付きやすい素材なので、洗った後のアイロンは必須です。

 

 

綿と麻それぞれの割合で風合いが変わるのも楽しいですね。

 

綿が多ければ柔らかく、麻が多ければ固めでシャリ感が強くなります。

 

 

 

 

【ポリエステル】

 

 

最近では、ポリエステル(合繊)の浴衣もみられます。

 

 

洋服のように鮮やかな色味が出せるのが特徴で、

個性的な色柄のものも多くあります。

 

 

木綿や綿麻に比べると通気性・吸水性は落ちますが、

シワになりにくくお手入れは簡単です。

 

 

 

いかがでしたか?

 

 

素材それぞれに特徴があって浴衣選びも楽しくなりますよね。

 

 

ご自分に合った素材の浴衣を見つけて、ぜひ夏を楽しんでくださいね♪

 

 

 


 

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【浴衣の帯結び】色々な種類をご紹介!着方動画あり

 

皆様、こんにちは。

 

 

梅雨も佳境に入り、夏が近づいていますね!

 

 

そろそろ浴衣の季節です。

 

 

KIMONDOUでも浴衣販売会を開催いたしました。

 

 

販売会では多くの方に浴衣をお求めいただき

また半幅帯も大好評でした!

 

 

そこで、今回は半幅帯の色々な結び方をご紹介します。

 

 

ぜひコーディネートのご参考にしてみてくださいね♪

 

 

 

 

 

 

 

【文庫結び】

 

 

 

 

 

半幅帯の結び方では最も一般的。

 

 

垂らしたリボンが可愛らしい印象になります。

 

 

難易度は低いのでまずこの結びから挑戦してみましょう!

 

 

 

 

【片流し】

 

 

 

 

 

リボン風ですが、少しアレンジを加えた結び方。

 

 

片方をリボンにせずに垂らしています。

 

 

個性的なお洒落ですね。

 

 

 

 

【リボン結び】

 

 

 

 

 

きれいにリボンの形をつくります。

 

 

リボンをつくる際に丁寧にひだをつくるのがポイント。

 

 

とても可愛らしい雰囲気になります。

 

 

 

 

【リボン返し】

 

 

 

 

 

 

リボンをつくった後、帯の端をかぶせています。

 

 

文庫結びやリボン結びでは可愛くなりすぎてしまう・・・

とお悩みの方におすすめ!

 

 

 

 

【貝の口】

 

 

 

 

 

男性の角帯でよく使われる結び方ですね。

 

 

半幅帯で貝の口を結ぶのもおすすめ。

 

 

結び方も簡単なうえ、粋なお洒落を演出できます。

 

 

 

 

【かるた結び】

 

 

 

 

半幅帯でお太鼓風に結ぶことができるかるた結び。

 

 

きちんと感が出て、個性も出せる応用の結び方です。

 

 

飾り紐や帯締めと合わせて着つけるのも素敵です。

 

 

 

 

【一文字結び】

 

 

 

 

文庫結びとほぼ同じですが、文庫のように垂らさず

リボンを一文字に結びます。

 

 

文庫結びやリボン結びと同じく、難易度は低いので

文庫結びと少し雰囲気を変えたいときにおすすめです♪

 

 

 

いかがでしたか?

 

 

半幅帯の帯結びは、カジュアルでとても自由。

 

 

ご紹介したもののほかにもたくさんの変わり結びがあります。

 

 

ぜひ色々な結び方に挑戦してみてくださいね♪

 

 

そして、ぜひ浴衣やカジュアル着物を楽しんでください!

 

 

 

【浴衣コーディネート】浴衣に合わせる小物は?

【帯の基本】名古屋帯ってなに?袋帯との違いは?

【帯の基本】袋帯とは?

 

 

 

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