皆様、こんにちは。
4月に入り、新生活がスタートされた方も多いでしょうか。
着物をお召しになるにもいい気候ですね。
さて、今回は訪問着などにもよく描かれる
「茶屋辻」文様を紹介します。
水辺の風景のそばに草花、家屋を描いた文様。
ぼかしの雰囲気とともに表現されることも多く、
上品で絵画的な柄です。
もとは江戸時代の上級武家の女性が正装に用いたもので、
夏の麻の小袖に藍染で描いたといいます。
「茶屋」とは茶屋染めという技法の一種、
「辻」は麻のことを指すといわれています。
昔は夏物に描かれましたが
近年はほぼ季節感なく柄付けされているため、
気にせずお召しになれます。
武家の女性が好んだとあって優雅。
ですが、ご年齢も関係なく着ることができる柄です。
また主張しすぎない雰囲気のものが多いため、
コーディネートの帯も合わせやすいですよ。
大和撫子にふさわしく美しい茶屋辻。
士族のお姫様になった気分で
ぜひ素敵な門出に身に着けてみてはいかがでしょうか。
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