季節で変える帯の種類|絽・紗・羅の違い

 

皆様こんにちは。

 

 

今回は、帯の織り方についてご紹介します。

 

 

帯の種類で、「絽」「紗」「羅」があります。

 

 

織り方によって名前が違うのですが、

この3つの違い、分かりますか?

 

 

覚えておくと、帯選びに迷わないので

ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

 

 

絽、紗、羅はすべて

透け感が特徴の「もじり織り」の技法を取り入れた生地で

「薄物」と呼ばれます。

 

 

【絽】

 

 

 

絽は、縦または横に「絽目」と呼ばれる筋があること。

 

 

横に絽目があるものを「横絽」、

縦に絽目があるものを「縦絽」と言います。

 

 

絽の帯には、地紋を施した「紋絽」や緯糸を強く打ち込んだ「絽綴」

などさまざまな種類があります。

 

 

絽の帯の季節は、単衣~夏物の時期。

 

 

適度な透け感で長く締められます。

 

 

 

 

【紗】

 

生地すべてがもじり織りでできた織り方。

 

 

そのため、絽よりも透け感があるのが特徴です。

 

 

絽のような絽目は無く、生地に均等に透け感がありつつも

羅のようなざっくりした網目はないので

上品な印象になります。

 

 

着用の季節は薄物を着用する盛夏がおすすめです。

 

 

 

 

【羅】

 

絽・紗と同じく、もじり織りでつくられる織り方。

 

 

最も織り目が粗く、網目のような見た目になるため、

帯地でしか用いません。

 

 

見た目も最も涼し気な羅の帯は、

盛夏に着用しましょう。

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

 

どれもそれぞれの特徴があり魅力的な織り方です。

 

 

ぜひ探してみてくださいね!

 

 

 

 

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