皆様こんにちは。
今回は、会席料理のいただき方の第二回。
前回の続きとなります。
前回記事を読んでいない方は、ぜひそちらからご覧くださいね。
【揚げ物】
天ぷらの盛り合わせが一般的。
天つゆに大根おろしを入れ、つゆの器をもって食べます。
箸で切れるものは一口大に切ってから、
切れないものは懐紙で口元を隠しながら噛み切って食べます。
海老やきすのてんぷらは尾まで食べてOK。
【蒸し物】
茶碗蒸しが代表的ですが、そのほかのバリエーションもあります。
器が熱くなければ、器を持って食べます。
熱いときは器は置いたまま、懐紙を受け皿にして食べるとスマートです。
手で受けるのは実はあまり綺麗な所作ではありませんので、
気を付けましょう。
【酢の物】
口の中をすっきりさせるために、料理の最後に出ます。
小さい器なら器を持って食べましょう。
もずくなど、箸でつかみづらいものは器に口を付けてOKです。
お酒はここで終わりにしましょう。
【ご飯・止め椀・香の物】
止め椀とは、みそ汁のこと。
止め椀とご飯の蓋を最初に取り、器を持って食べましょう。
取った蓋は、止め椀の蓋の上にご飯の蓋をかぶせて置きます。
止め椀の具が貝の場合、蓋に殻を出したくなりますが、これは避けます。
椀の中に入れたままにしておきましょう。
【水菓子】
水菓子とは、果物のこと。
小さく切って出されることが多いので、楊枝やスプーン等で食べます。
葡萄など、種があるものは懐紙で口元を隠しながら種を出しましょう。
出した種は、懐紙で包みます。
【菓子・お茶】
最後は甘味です。
和菓子と日本茶が出てきます。
お茶は玉露や煎茶が一般的です。
和菓子は、左端から一口大に切って食べましょう。
いかがでしたか?
会席料理となると品数も多く、所作に不安があるかもしれませんが、
またこの記事を読んで復習してみてください。
これからのお食事の機会、
ぜひ素敵な着物と素敵な所作で楽しんでくださいね。
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