着物でおでかけ!会席料理のいただき方①
皆様こんにちは。
お食事会などの際にいただく会席料理。
いただいているときも、綺麗な所作を心掛けたいですよね。
今回は、会席料理の献立の流れと美しいいただき方をご紹介していきます。
【会席料理とは】
そもそも会席料理とは、宴席のもてなし料理のこと。
一汁三菜が基本で、もともとはお酒をたしなむためのお食事です。
ちなみに、同じ音で呼ばれる「懐石料理」は、実は似て非なるもの。
懐石料理は茶の湯でお茶をいただく前に出されるお食事です。
【先付】
季節の旬の味が少量盛り合わせになっています。
一口で食べられるものがほとんど。
小皿や小鉢などに盛られている場合は、器ごと持って食べてOKです。
【吸い物】
まず器を鑑賞し、蓋を取ります。
香りをかいで中の様子も鑑賞したら、いただきましょう。
食べ終わったら蓋を元に戻します。
【刺身】
わさびは醤油に溶かず、その都度刺身に乗せていただきます。
つまは魚の臭み消しの役目もあるので、刺身と一緒にいただきましょう。
また、刺身をいただくときには醤油が垂れてしまうことがあるので、
醤油皿か懐紙で受けるのが良いですね。
【煮物】
大きなものは、箸で一口大に切ってからいただきましょう。
つかみにくいものでも箸で突き刺すのはNG。
汁が垂れそうな煮物の場合は、器の蓋か懐紙で受けます。
【焼き魚】
切り身魚は、左側から切って食べます。
「はじかみ」という魚の臭み消しの役割のある
生姜の甘酢漬けが添えられている場合、はじかみは最後にいただきましょう。
頭や骨付きの焼き魚が出た場合は、
懐紙を活用して手が汚れないようにしながら身をほぐし、骨を抜きましょう。
食べ終わったら、懐紙で骨などを隠しておきます。
いかがでしたか?
お呼ばれなどの会食やお友だちとの食事会で
ぜひ試してみてくださいね。
次回も引き続き会席料理の流れといただき方を
ご紹介していきますので、楽しみにお待ちください♪
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