皆様こんにちは。
皆様がお持ちの帯は、どんな柄付けですか?
今回は、帯の柄付けの種類やその名前をご紹介します。
これから着付けを習う予定、という方もそうでない方も、
覚えておくと便利な基本ですので
ぜひご覧くださいませ。
まず、帯の柄付けには主に三種類あります。
「全通柄」「六通柄」「お太鼓柄(ポイント柄)」です。
これらの違いについてお話していきます。
【全通柄】
帯地全体に柄があるもの。
手先からタレまで、お太鼓結びに結ぶと見えなくなる部分まで
柄が入っています。
最近ではかなり生産数の少ないタイプとなっています。
【六通柄】
https://kimondou.jp/products/detail/59
帯地の六割に柄があるもの。
帯を胴に締める際に一巻き目となる部分(見えなくなる部分)を
柄無しにした帯です。
これは現在最も主流の柄付けになっており、
もともとは柄を減らすことでコスト削減する
という発想からできたものです。
また、一般的ではないですが
「八通柄」も存在します。
こちらは帯地の八割に柄があるものですね。
【お太鼓柄(ポイント柄)】
https://kimondou.jp/products/detail/335
お太鼓に結んだ際に前帯になる部分と、お太鼓になる部分の
2か所のみに柄が入ったもの。
お太鼓結びしかしない想定でつくられた帯です。
帯を締める際に柄が綺麗に出るように結ぶことが必要ですので
初心者向けとは言いにくいですね。
ただ、柄が少ない分
着物とのコーディネートがしやすいため
綺麗に結べるようになればとても重宝する柄付けの帯です。
いかがでしたか?
皆様のお持ちの帯はどのタイプだったでしょうか。
次回は帯の歴史を交えたお話をする予定ですので、
ぜひまたご覧くださいね。
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