自然素材で織られる帯たち|種類をご紹介②

 

皆様こんにちは。

 

 

前回、帯や着物で使われる自然素材についてご紹介しました。

 

 

今回は第二弾です。

 

 

【科布】

 

 

 

樹齢10年から15年の科の木の中皮を裂いて撚り、糸にしたものを使用した織物。

 

 

日本最古の織物のひとつで、

昔は庶民の普段着や作業着として織られていました。

 

 

麻よりもざっくりとした風合いで通気性が良く、

軽くて水にも強いのが特徴です。

 

 

素朴な褐色で粋な雰囲気が素敵です。

 

 

 

 

【紙布】

 

和紙素材の布。

 

 

和紙を細く切り、水分を含ませ転がして、もみ込みながら糸にします。

 

 

経糸・緯糸ともに和紙で織ったもの、

経糸に木綿を使ったものなどさまざまなバリエーションがあります。

 

 

 

 

 

 

【オヒョウ】

 

日本に広く自生する落葉広葉樹。

 

 

アイヌではオヒョウの木の皮からつくる布を「アットゥシ」と呼びます。

 

 

科布に似た風合いで、現在ではアットゥシを使った帯などもつくられています。

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

 

様々な素材がありますが、それぞれの風合いや魅力は違ったものがあります。

 

 

これらの素材を使った帯や着物は貴重なものが多いですので

見かけた際はぜひお手にとってみてくださいね。

 

 

 

 

「染め」と「織り」の違いってなに?【織りの帯】

自然素材で織られる帯たち|種類をご紹介①

 

 

 

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