【和のたしなみ】琴とその歴史とは?

 

皆様、こんにちは。

 

 

和のたしなみ、今回は「琴」についてです。

 

 

日本の伝統楽器で、着物で弾いている印象があるかもしれません。

 

 

飲食店やお正月のショッピングモールなどで

BGMとしても使われることが多い琴の音色。

 

 

耳にすることはあっても、実際にはどのような楽器なのか

分からないことが多いのではないでしょうか。

 

 

そこで、琴についてとその歴史をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

琴とは、和楽器のひとつで一般的には13本の弦で長さは180㎝ほどのもの。

 

 

座って弾く姿はとても優雅で音色は落ち着いた気持ちにさせてくれますね。

 

 

琴が日本に伝わったのは奈良時代。

唐より伝来したと言われています。

 

 

当時は雅楽の伴奏楽器として使われました。

 

 

平安時代には貴族の教養として使われ、

その後「筑紫箏(つくしごと)」というジャンルが生まれます。

 

 

江戸時代には八橋検校がこの筑紫箏をもとにして

現在演奏されている筝曲の原型となる形の曲を作ります。

 

 

八橋検校とは近代筝曲の祖と呼ばれる有名な演奏家。

 

 

 

琴が一般的に普及したのは

江戸時代後期~明治時代だそうで、意外と最近ですよね。

 

 

ただ、唐から琴が伝来する遥か昔、弥生時代には

日本独自の「和琴」という楽器が存在したようです。

 

 

こちらは6弦の楽器だったそう。

中国の琴が普及して、和琴は廃れてしまったのかもしれません。

 

 

 

源氏物語にも描かれる和楽器の琴。

 

 

日本人として、一度体験してみたい楽器のひとつです。

 

 

発表会の際などは着物を着る機会もあるでしょう。

 

 

きっと着物の美しい所作も自然と身に付くはず。

 

 

琴のおけいこは着物ではなく洋服でOKという教室も多いですので、

気軽なおけいこ事として初めてみても良いかもしれませんね。

 

 

ぜひ着物を着る機会としても視野に入れてみてくださいね♪

 

 

 

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