平安貴族のコーディネート「襲の色目」とは?【杜若】

 

皆様こんにちは。

 

 

前回から平安時代の色合わせ「襲の色目(かさねのいろめ)」

をご紹介しています。

 

 

今回は、その「襲の色目」のひとつ、

「杜若」をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

【杜若】

 

表は薄紅色、裏は薄萌黄色。

 

 

新緑の間に咲く花々を表現しています。

 

 

↑ 薄紅梅

 

 

↑ 薄萌黄色

 

 

 

現代だと、どちらかというと春らしい色ですが、

この襲の色目の季節は夏。

 

 

他にも、「夕顔」「百合」「蓬」という

夏の襲の色目もあります。

 

 

夏は涼感を感じさせる淡色系や逆に濃い色も使い

はっきりとした色味のコーディネートにする場合も。

 

 

ぜひ着物のコーディネートに活用してくださいね。

 

 

 

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