花街の歴史と文化とは?

 

皆様こんにちは。

 

 

着物は京都が本場・・・というイメージをお持ちの方も

多いのではないでしょうか。

 

 

そんな京都の歴史ある名物のひとつ、「舞妓さん」「芸妓さん」。

 

 

昔からの伝統を守って、着物を着続けている花街の文化。

 

 

今回は、花街の歴史と花街ならではの文化をご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

【京の舞妓の始まり】

 

 

 

京都の舞妓の起源は、およそ300年前。

 

 

北野天満宮や八坂神社の近くにあった水茶屋で

参拝客に食べ物を出していたことが始まりだとされています。

 

 

これが時代を経て、女性が舞を披露するようになったとか。

 

 

そして次第に茶屋同士が集客を競うようになり、

少女に舞をさせるようになったのが舞妓の起源とされています。

 

 

ちなみに、「舞妓」「芸妓」という呼び方は京都だけで、

大正時代に入ってからの呼び方なんですよ。

 

 

 

 

【花街の文化】

 

 

 

芸妓遊びのできる店を中心として形成される区域を

「花街(かがい)」といいます。

 

 

花街のお茶屋さんでは、一見さんお断りの文化が根付いています。

 

 

基本的に紹介者がいないと入店ができません。

 

 

これは、花街のお茶屋さんでは付け払いが基本で、

その日にお客さんがお支払いをすることがないため

信頼関係のあるお客さんしか入店させないためです。

 

 

また、お客さんがお付き合いできるお茶屋さんは一軒だけ、

という文化もあります。

 

 

お店を変えるのはお店を裏切ることになってしまうのだとか・・・

 

 

ただ、どのお茶屋さんでも、

どこの置屋の舞妓・芸妓でも呼ぶことができるので問題はないのです。

 

 

このような文化も、クラブなどとは違うところですね。

 

 

 

 

京都の風物詩にもなっている花街という世界。

 

 

非現実感を味わうことのできる特別感がありますよね。

 

 

なかなか知ることのない花街の文化と歴史をご紹介しました。

 

 

舞妓さんや芸妓さんのすてきな衣装にもぜひ注目してみてくださいね。

 

 

 

 

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