皆様、こんにちは。
今回は、「七宝」文様についてご紹介します。
フォーマルな帯をお持ちの方、帯にこの文様入っていませんか?
お馴染みの柄ですがその由来はなかなか面白いんです。
ぜひ最後までご覧くださいね。
七宝文様は、
ひとつの円に同じ大きさの円を四分の一ずつ重ねた文様。
「七宝繋ぎ」ともいいます。
吉祥文様であり有職文様でもある七宝文様。
その由来は、仏教の経典に出てくる七種の宝のことです。
七宝とは、
金・銀・瑠璃・玻璃・しゃこ貝・珊瑚・瑪瑙
であるとされています。
そしてこれを象徴した柄が七宝文様です。
宝の柄とあって、
貴族に好まれた有職文様であったのも納得ですね。
円が連鎖する様子から、
永遠、円満、ご縁、調和などの意味があります。
また、ご縁は七宝と同様に貴重で大切なものである
という意味もあるそうですよ。
帯はもちろん、着物や小物でも使われる七宝文様。
実はとても気高い柄だったんですね。
おめでたい場にふさわしい文様です。
ぜひ、お祝いの席などでは七宝文様の着物や帯を
身に着けてみてはいかがでしょうか。
きっと良いご縁が続いていくはずですよ。
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