皆様、こんにちは。
皆様の誰もが、「人間国宝」という言葉を聞いたことがあると思います。
着物に関わる職人も人間国宝に指定されている方がいますし
様々な分野で「人間国宝」が存在しますが、
そもそも人間国宝とはどのようなものなのでしょうか?
今回は「人間国宝」についてご紹介します。
人間国宝とは、工芸品や伝統芸能などの世界において
「重要無形文化財」に指定されている「技」を極め、会得した人物のこと。
「重要無形文化財」とは、歴史的・芸術的に価値がある「技」のことです。
重要無形文化財には大きく分けて「芸能」と「工芸技術」のふたつがあり、
工芸技術には陶芸・染織・漆芸・金工・刀剣・人形・木竹工・諸工芸・和紙
というように分けられます。
特に着物に使われる技術でもある染織では
多くの人間国宝が指定されてきました。
また、文化財の指定などは「文化審議会」と呼ばれる議会が選定していて
人間国宝もこの文化審議会が決定しています。
人間国宝に指定されるメリットとしては、
その技の維持と後継者育成のための活動費として助成金が出るほか
その作品にはブランド的な価値がついてくること。
ただし人間国宝なれる人数には制限があり、
現在では存命の方のみでは116人となっています。
「国宝」というだけあって、簡単になれるものではありませんね。
つまり、人間国宝とは
無形文化財に指定された分野であることが必要で、
その中でも技術的に優れた人物にしか贈られない称号。
人数も限られている「オールスター」ということですね。
無形文化財として指定されている技は、通常の文化財と違い形が無いもの。
これを生涯かけて極めてきた職人たちの価値は計り知れないですよね。
伝統的な技術は常に後継者不足に悩まされています。
着物の世界でも、あと何年保つか、というような技術は少なくありません。
少しでも多く、職人たちが極めてきた技術を後世に残していくことで
日本の文化がもっと盛んになったら良いですよね。
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