皆様、こんにちは。
突然ですが、「金彩」をご存じですか?
聞いたことはあるけど、実際詳しくは知らない・・・
という方が多いかもしれません。
今回は、金彩について簡単にご紹介します。
(https://kimondou.jp/products/detail/20)
金彩とは、「金加工」とも呼ばれ、
染めた生地に金銀の箔や金粉等を接着する技術。
友禅の装飾として欠かせない技法です。
金彩と言ってもその種類は多く、
金括り、押し箔、摺箔、砂子技法、切箔などがあります。
それぞれ、金線で細やかな線を描くもの、
箔を貼りつけるもの、金粉をふるい落とし接着させるものなど様々。
どれも違った魅力があります。
金彩は、中国から渡来したものが日本で独自に発展したと言われ、
正倉院裂には金箔を織り込んだものがあり
すでに平安時代には貴族の装束に金を取り入れていたようです。
金彩の技術が飛躍的に発展したのは安土桃山時代で、
金山の開発が進んだこの時代に
衣装にも金が多く取り入れられるようになります。
戦国武将たちも金を好んで身に着けた時代です。
金彩の技術はここで確立され、後世まで続いていくこととなりました。
黄金時代が終わりを迎えても、金彩は友禅の装飾として好まれ、
今ではなくてはならない技術となっています。
かつて「黄金の国」と呼ばれた日本ならではの贅沢な技術。
金彩は使いすぎると作成の品格をなくしてしまいます。
染めと刺繍とのバランスがとても重要な技術なんだそう。
今度からはぜひその技法と、細密に計算されたデザインにも
目を向けてみてくださいね。
(https://kimondou.jp/products/detail/20)
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