皆様こんにちは。
日本人であれば、「藍染め」がお好きな方は少なくないはずですよね。
昔、その独特の青色を海外の人が「ジャパン・ブルー」と呼んだことも
広く知られています。
日本のみならず、海外の人まで虜にする「藍染め」は
どのような歴史があり、またどのようにつくられているのでしょうか。
【藍染めの歴史】
藍染めに使われる藍は、「人類最古の染料」と言われるほど古くから
世界で使用されてきました。
日本に伝来したのはおよそ1500年前。
今では、カジュアルな着物などに使われる藍染めですが、
平安時代までは貴族のみが身に着けられる色として尊ばれ
正倉院などにも数多く藍染めの品が保管されています。
また鎌倉時代には武士が鎧の下に身に着け始めます。
そして、庶民が藍染めをするようになったのは江戸時代になってから。
着物はもちろん、小物や暖簾、寝具など様々なものが藍色に染められ、
庶民にとって身近な色となりました。
【藍染めとは?】
藍染めとは、「藍」という名前が付く植物によって染められる植物染め。
日本ではタデ科の「タデ藍」が多く使われます。
この藍の葉を刈り取り、刻み、天日干しを行います。
この時何度もひっくり返す必要があり、とても手間のかかる作業です。
そして乾燥させたものをむしろに詰めて保管します。
その後水をやり攪拌することによって、発酵が始まります。
約100日間、数日ごとに休みなく水をやり、混ぜる作業を繰り返し
ようやく藍染めの染料が完成。
染織の職人のもとへ送られてからは、甕に入れられ1週間ほど発酵させ、
甕の中で布を染織していきます。
このように、藍染めの作品として私たちのもとへやって来るまでには
とても手間と時間のかかる作業が必要です。
藍師と呼ばれる職人が、本当に手間と時間をかけて
我が子のように大切に育てているんですね。
また藍染めは、自然の染料なので
まったく同じ色、というものがありません。
染める回数や気候、気温などで色が変わってくるため
世界に一つだけの色になります。
これも藍染めの魅力のひとつですね。
日本人が愛してきた藍染め、ぜひこれからも広めていきたいですよね。
藍工房などでは、藍染め体験などのワークショップを開催している所も
あるようですので、ぜひ機会をつくって参加してみてはいかがでしょうか。
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