皆様こんにちは。
今回は、訪問着の歴史をご紹介します。
結婚式のお呼ばれやパーティー、お宮参り、七五三など、
活躍の場が沢山ある訪問着。
この訪問着はどのような経緯で生まれたのでしょうか。
【訪問着とは】
https://kimondou.jp/products/detail/26
肩から袖の模様が縫い目をまたいで繋がっていて(絵羽模様)、
衿・胸・肩・袖などにも柄が入っているのが主な特徴です。
広い範囲に柄が施されるので、華やかな印象になります。
【訪問着の歴史】
明治時代、日本人の生活が西洋化され、洋服を着るようになり
その反動で、「大正時代にはもともとの日本文化を取り戻そう」
とする動きが高まります。
そして西洋のドレスに負けない着物を作ろうと
当時の三越百貨店が売り出した着物が、訪問着でした。
これが大正時代に訪問用の社交着として「訪問服」と名付けられ、
現在は「訪問着」として定着しています。
日本の文化を守ろうとした先人たちがつくった訪問着。
現代の私たちも、たくさん着て後世に残していきたいものですね。
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