着物の種類
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KIMONDOU
商品一覧
最上級コレクション久保田一竹、本加賀友禅、など、高級な作家ものを取り揃えております。某テレビCMで女優さんが着ていた帯や、普段はお目にかかれない高級な着物の数々。購入価格は数百万円の着物や帯をKIONDOUならではの価格でレンタルしていただけます。パーティーの主催や、テレビでのお仕事、おもてなしの衣裳など、ここぞという時に是非ご利用下さい。
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七五三
商品一覧3歳(女児)、5歳(男児)、7歳(女児)の子供の成長と幸せを祈り、神様にお祈りと感謝をするお祝いの七五三で着ていいただけます。
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喪服
商品一覧(冬) 商品一覧(夏)哀悼を表する為に着る礼服です。葬儀・法事で着ていただけます。
着物の種類について
シーンによってどの着物を着たら良いか悩まれている方、着たい着物があるけどいつ着て良いのか悩まれている方に、ここでは簡単に各着物について簡単にご紹介します。ぜひきもの選びに役立ててくださいね。
★訪問着
訪問着は、肩から袖の模様が縫い目をまたいで繋がっていて(これを絵羽模様と呼びます)、
また、衿・胸・肩・袖などにも柄が入っているのが主な特徴です。
広い範囲に柄が施されるので、華やかな印象になります。
訪問着は色留袖の次に格の高い準礼装(フォーマル)に位置付けられています。
以前は紋をつけることが多かったのですが、最近は一般的には紋を入れず着ることが多くなっています。そのため、着て行ける場面が広くなっているといえます。
シーンとしては、
・親戚や友人・知人の結婚式、披露宴
・ホテルでパーティー
・茶会
・お宮参り
・七五三
・入卒式
・お見合い
・結納、顔合わせ
・観劇
などで着ることができます。
★色留袖
色留袖は、訪問着と同じく縫い目をまたいで模様が繋がっている「絵羽模様」です。
しかし訪問着とは違い、その柄は裾のみに描かれるのが特徴です。
また黒留袖とも区別され、黒留袖と同じ、またはそれに次ぐ礼装とされています。
黒留袖と違い地の色は黒ではなく淡色や鮮やかな色なので、様々な色から選べるのも魅力ですね。
五つ紋付きの色留袖は、黒留袖と同じく第一礼装となります。
また、黒留袖は染め抜き五つ紋と決まっているのにくらべ、色留袖は五つ紋・三つ紋・一つ紋と格を変えることができます。
紋の数が減ると格が下がるので、準礼装となり、着用場面が広くなります。
最近では黒留袖と区別し三つ紋や一つ紋にする場合も多いようです。
シーンとしては、
五つ紋の場合
・親戚の結婚式・披露宴(きょうだい、甥、姪など)
・主賓での結婚式のお呼ばれ
三つ紋・一つ紋の場合
・親戚の結婚式・披露宴(きょうだい、甥、姪など)
・主賓での結婚式のお呼ばれ
・パーティー
・式典
・格式のある茶会
などで着ることができます。
★黒留袖
黒留袖は、訪問着・色留袖と同じく着物の縫い目をまたいで模様が繋がっている「絵羽模様」です。
しかし訪問着とは違い、柄は裾のみに描かれるのが特徴です。
色留袖も裾模様のみですが、黒留袖とは色で区別され、
また色留袖とは違い、第一礼装のみで着用できる着物になります。
黒留袖は必ず五つ紋付きになっており、第一礼装の着物です。
紋は「染め抜き日向紋」を付ける決まりで、最高格になり、色留袖のように三つ紋や一つ紋にすることはできません。
シーンとしては、
・お子様の結婚式・披露宴
・仲人夫人として出席する結婚式・披露宴
・既婚者としてきょうだいの結婚式・披露宴に出席する場合
などで着ることができます。
★振袖
振袖は、「振り」と呼ばれる長い袖が特徴。
また若々しい大きな柄や鮮やかな色が使われるのも振袖ならではです。
江戸時代、小袖と呼ばれる着物が一般的に着用されていました。
江戸中期になると女性の着物の袖は長くなり、今の振袖に近くなります。
庶民の娯楽などの舞台では、その見た目が美しいため長めの袖の着物を採用していたようで、これがとても美しく見えたことから庶民が真似して流行したといいます。
これが今の振袖の原型となったんですね。
振袖は江戸時代中後期には女の子や未婚女性の着物となり、身分を示すために関所を通る際は必ず着用しなければならなかったそうです。
しかし時代が進むにつれ、日常生活では動きづらいためハレの日しか着なくなっていったといいます。
シーンとしては、
・成人式
・結婚式・披露宴(親戚、友人として)
・各種パーティー
・お見合い
・結納
などで着ることができます。
★男性着物
男性の正式な和装は紋付羽織袴ですが、普段の外出などでは着物に羽織を着るよそ行きスタイルか、羽織も着ない「着流し」と呼ばれる装いをします。
必ずしも羽織を着なければいけないわけではありませんが、訪問するときやお食事会などでは羽織を着るときちんとした感じがあり良いでしょう。
羽織はスーツで言うところのジャケットにあたります。
ジャケットを羽織って行く場所には羽織を着るという風にイメージすると分かりやすいかもしれませんね。
江戸時代以前は直垂を着用するのが武家で定着していましたが、江戸時代初期になると服装は一気に簡略化され、裃ができ、武家は着用を義務付けられます。
その後幕末に進むにつれ、必ずしも袴を履かないようになり、現在の着物のスタイルになりました。
シーンとしては、
・結婚式のお呼ばれ、披露宴
・二次会
・気軽なパーティー
・初詣
・同窓会
・食事会
などで着ることができます。
★紋付袴
紋付袴は、正式には紋付羽織袴と呼び、紋のついた着物に袴・羽織を着ます。
袴の柄は婚礼の場合は「仙台平」と呼ばれる縞地のものが一般的です。
女性と違い対丈で着る(おはしょりをつくらない)のも男性着物の特徴ですね。
江戸時代、武家の婚礼衣装は紋付に裃という服装が主流の時代があり、その後徐々に武家以外でも有力な商家などの婚礼儀式で裃を着用するようになりました。
しかし幕末になり裃が廃止されたため羽織袴になりました。
一般庶民に定着したのは明治時代に入ってからで、宮中の正装が洋服に制定されるのと同時に五つ紋の黒紋付羽織袴も礼装として制定されたことで広まったスタイルです。
シーンとしては、
・結婚式(花婿)
・結婚式の前撮り(花婿)
・結婚式(父親・兄弟)
・成人式
・各種式典
などで着ることができます。
★夏訪問着
裏地のついた袷の訪問着とは違い、夏用に裏地なしで仕立てた訪問着。
素材は基本的に「絽」の生地で、適度な透け感があるのが特徴です。
夏物の生地では「紗」もありますが、絽よりも透け感がありカジュアルになってしまうため、訪問着では絽の素材が一般的になっています。
着られるシーンは通常の訪問着と変わりませんが、袷の時期に行う七五三や入卒式では季節がら着ることができません。
★打掛
白無垢と形状は同じ着物ですが、白無垢と違い華やかな色や柄があるのが特徴です。
掛下と呼ばれる白の着物の上に、色柄のある打掛を着るのが特徴です。
近年では花嫁のお色直しの衣装として人気がありますね。
打掛は、室町時代から武家の女性は着物の上に別の着物を羽織る打掛の姿が正装とされていました。
江戸時代後期になると武家以外の女性でも結婚式で打掛を着るようになり、色打掛が一般に広まったとされています。
シーンとしては、
・結婚式(花嫁)
・披露宴(花嫁)
・結婚式の前撮り(花嫁)
などで着ることができます。
★白無垢
その名の通り白を基調とした着物で、
婚礼の際に花嫁が正装として着用します。
掛下と呼ばれる白の着物の上に、白打掛を着るのが特徴です。
ウエディングドレスの和装版というイメージですね。
婚礼衣装に白が使用されるようになったのは平安時代とされていますが、白無垢が定着したのは室町時代。
室町幕府によって婚礼の形式や衣装が決められたことによります。
白が基調の由来は、花嫁が嫁ぐ際、「嫁ぎ先の色に染まる」という意味で白を用いてきたこととされています。
また、神職の衣装が白であることから、結婚式という神聖な式の衣装として白が定着したとも言われています。
シーンとしては、
・結婚式(花嫁)
・結婚式の前撮り(花嫁)
に着ることができます。
★七五三
七五三は子どもの成長を願う儀式。
七五三が始まったのは約400年前の江戸時代といわれています。
江戸幕府将軍の徳川綱吉の長男の健康を祈願して11月15日にお祝いをしたことが由来とされています。
この名残で、今でも七五三の一般的な参拝日は11月15日となっていますよね。
最近ではあまり日にちにこだわらず七五三の日を決めている方も多いので、仕事や家族の都合に合わせて決めても良いでしょう。
七歳のお祝いは「帯解の儀」、五歳のお祝いは「着袴の儀」、三歳のお祝いは「髪置きの儀」とされています。
着られるシーンは七五三のほか、お正月や節句なども良いでしょう。
★喪服
黒の着物に黒の名古屋となります。
男性は紋付袴です。
明治時代までの喪服は黒ではなく白でした。
白は「死」を連想させる色であったからとされています。
喪服が黒となったのは明治時代、西洋文化の影響を受けた上流階級が葬儀に黒を身に着けたことから始まったとされています。
KIONDOUでは厳選された着物をこだわりのコーディネートでご用意しております。
もし、着て行くシーンや時期などでお悩みがありましたらいつでもお気軽にご質問くださいませ。